【疾患名】
【病態】
【症状】
【検査】
【治療法】
・ | 膿がごく少量で症状が軽い場合は、抗菌薬の点滴のみで軽快する場合もあります。 |
・ | 膿の量が多い場合には、胸にチューブを留置し、溜まった膿を外に出す治療(胸腔ドレナージ)が必要になります。 |
・ | しかし、膿は時間経過ともに硬くなるたため、チューブから膿の排出が次第に困難となります。この段階に至ると、手術で膿を外に掻き出す他なくなります。具体的には、胸腔鏡下手術で固まった膿を除去し肺を充分に拡張させる手術(胸腔鏡下膿胸腔掻爬術)や、肥厚した胸膜を除去(場合によっては肋骨も切除)し膿胸腔をつぶしてしまう手術(胸郭成形術)などが行われます。 |
・ | また菌と戦うためには『栄養』をしっかりと摂取していただいたうえで、体力を低下させないために『リハビリ』が重要と考えられます。当院では医師だけでなく、薬剤師・栄養士・理学療法士など多職種が連携し膿胸の治癒を目指してサポートいたします。 |