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人間ドック・市町村乳がん検診用マンモグラフィ装置を更新しました

2021年7月27日に人間ドック・市町村乳がん検診で使用しています、マンモグラフィ装置の更新を行いました。

 

今回の装置はキャノンメディカルシステムズ社製の Pe・ru・ru LaPlus(ぺ・ル・ル・ラプラス)で、従来のマンモグラフィに加えて、新たにトモシンセシス機能(詳細に撮影する機能でドックのオプション対応)を備えました。

 

今回のマンモグラフィ装置は最新の検出器を搭載しており、淡い陰影や病変の微細な石灰化も発見しやすくなっています。
撮影台も日本人女性の体型にフィットするコンパクト設計で、受診者様の触れる部分は丸みを帯びており、痛みの軽減に努めています。
圧迫板も標準サイズと薄い乳房用の2種類を備えており、全ての受診者様に対応しています。

 放射線1
新たに導入されたトモシンセシス撮影は、1回の圧迫で通常の撮影とトモシンセシス撮影両方が撮影出来るため、何度も圧迫する必要がありません。
左右に7.5度の振り角があり、移動しながら曝射し画像を再構成します。小さな振り角を利用することでX線の斜入を抑え、画像のボケや被ばくを低減します。
トモシンセシス撮影も通常撮影も同じピクセルサイズ(85μm)で画像を収集するため、乳腺濃度の高い(極めて高濃度・不均一高濃度乳腺)乳房や、乳腺の重なりで隠れて見えない病変に対して正確に抽出し、指摘できるようになりました。

 

新しい装置を導入し受診者様の負担を軽減し、女性技師中心に皆様の乳がんの早期発見に努めていきたいと思います。

 放射線2

山梨厚生病院放射線診断科
前田由紀

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