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調剤業務

【調剤業務】

調剤業務とは、処方箋に記載された通りに医薬品を調合することだけでなく、医師の処方が医学的に妥当であるかの判断(処方監査)や、医薬品の相互作用や重複投与の防止、薬剤処方歴の管理などの業務をいいます。 

「内服調剤業務の流れ」

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【処方鑑査】

医薬品名、用法・用量、投薬期間、

併用薬の相互作用、年齢、性別、体重

などから処方内容を検討し監査します。

疑問な点は処方医に問い合わせ確認します。

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ku008  【調剤】

錠剤、外用剤などを処方せんに記載されている

お薬の剤形、服用量、服用方法などを考慮し

正確に取り揃えます。

また、必要に応じて服用しやすいように錠剤を服用時点毎に、錠剤全自動分包機を使って一回に飲む分の薬を一包にまとめています。

(一包化調剤)

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経管からお薬を投与される方には、経管チューブを通過することを確認した簡易懸濁法による調剤を行います。

 簡易懸濁法と粉砕調剤は、薬剤の安定性など薬剤学的な判断が必要な特殊な調剤であるため、

薬剤師による精察が必要になります。

【調剤薬監査】

調剤されたお薬が、処方せんの内容通りか、

処方箋そのものに不適切な点がないかを調剤した薬剤師と違う薬剤師が、再度チェックを行います。そして、責任をもって調剤がされた証として、処方箋と薬袋に判を押します。

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〔 私たちの調剤道具 〕 penthi

スパーテルは、粉薬をすくうスプーンです。

メスシリンダーで液体の薬を量ります。

 

 

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 乳鉢で粉薬、軟膏板で塗り薬を均一に混ぜ合わせるのに使います。

お薬の投与量や併用薬の相互作用、粉砕や経管投与の可否などを調べるのにいろいろな本で調べます。

これらの道具は、薬を正しい量で調剤することが求められている薬剤師にとって、なくてはならないものです。

【外来患者様の抗がん剤調剤と説明】

抗がん剤は、作用が強いため、厳密な投与量の設定が必要な薬剤です。また、投与期間や休薬期間がそれぞれの治療薬によって異なります。そのため、当院では、外来で抗がん剤の内服薬を処方されている患者様に、カルテや検査結果などを確認して調剤し、患者様へ服用上の注意事項の説明をしたり、副作用の把握をするために、直接お渡ししています。

 

「注射調剤業務の流れ」ku0041【処方鑑査・調剤】

     急性期に使用されるので、病状に応じて処方内容が細かく変化します。ku0015

そのため、薬剤師が処方せんを基に入院患者様一人一人が使用する

注射薬を1回分ずつ調剤しています。

 

注射薬の調剤では、患者様の検査値や、年齢、体重など様々な状況を考慮し、投与量・投与速度や投与期間の確認、また処方されたお薬についての配合禁忌(混ぜてはいけない薬)などのチェックを行います。ここで疑わしい点は医師にも確認し、より適切に注射薬が安全に使用されるように努めています。

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 【調剤薬監査】

再度、調剤した薬剤師と違う薬剤師が、配合変化・投与量・ku0017

投与方法・投与速度などとともに、調剤されたお薬が処方

せんの内容通りかをチェックします。

 

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