▼本文へ

▼基本メニューへ

▼便利メニューへ

▼総合メニューへ

このページを印刷する山梨厚生病院ロゴマーク

▲このページの先頭に戻る

肺区域切除術について

左右にある肺は右が3つのお部屋、左が2つのお部屋に分かれています。これらのお部屋を医学的に右は『上葉・中葉・下葉』、左は『上葉・下葉』と呼びます。これまで肺がんの標準手術は腫瘍ができたお部屋を1つまるごと取り除く『肺葉切除術』だとみなされてきました。つまり、右の下葉に腫瘍ができたら右肺下葉切除を行うといった具合です。手術後、残された肺がそれを補うように膨らみ呼吸機能が回復していきますが、肺そのものが再生することはないと考えられています。肺葉はさらに小さなお部屋である『区域』に分割できるのですが、最近の研究で小型の肺がんについては、『肺区域切除術』が肺葉切除と同等の治療成績を得られることがわかりました。治療成績に遜色がなければ、なるべく肺を温存するべきであると考え、当科では『肺区域切除術』を積極的に行っています。また、手術前に呼吸機能や体力が低下しており肺葉切除が困難な方にも、『根治性』と『手術後の生活の質維持』のバランスを考えて区域切除術をご提案する場合があります。区域切除術も『胸腔鏡下手術』により行うことが可能です。

 

区域切除術において、区域の境界を同定するために、ICGという特殊な薬剤と胸腔鏡を併用した『ICG蛍光法』を取り入れて、より精密な手術を目指しています。

 

例. 右肺下葉における肺葉切除と区域切除の切除範囲の違い
画像4 画像5
▲このページの先頭に戻る