【腹腔鏡下手術とは?】
お腹に小さい穴を数カ所あけ炭酸ガスでお腹を膨らませた後に、専用のビデオカメラ(腹腔鏡)を入れ、お腹の中を映し出したテレビモニターをみながら行う手術です。
約20年前から始まり、主に胆嚢摘出術に行われていましたが、近年、胃、大腸などの疾患にも適応が広がりつつあります。
当院では山梨県内では最も早い1991年に腹腔鏡下胆嚢摘出術を開始後、最近では大腸癌、胃癌、そけいヘルニアに対しても積極的に行っており、手術件数は年々増加しております。
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【腹腔鏡下手術のメリット】
・ | 傷が小さく目立たない |
・ | 痛みが少ない |
・ | 出血量が少ない |
・ | 回復が早い |
・ | 術後の腸閉塞が少ない |
【腹腔鏡下手術のデメリット】
・ | 手術時間が長い |
・ | 非常に進行している病変や、癒着が高度な場合には困難 |
【当院で腹腔鏡下手術を行っている疾患】
・ | 胆嚢(胆石、胆嚢ポリープ) |
・ | 胃(胃腫瘍、胃癌) |
・ | 大腸(大腸憩室症、大腸癌) |
・ | そけいヘルニア |
・ | 虫垂炎 |
・ | その他(肝嚢胞、膵良性腫瘍、腸閉塞など) |