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腹腔鏡下胃切除術

全国的にからだに負担の少ない腹腔鏡手術の手術件数は増加しており、胃がんに対する腹腔鏡手術も年々増加しています。
胃がん治療ガイドライン第7版(2025年3月)において、胃がんに対する腹腔鏡下幽門側胃切除術は標準術式の選択肢のひとつとして推奨されており、腹腔鏡下胃全摘術、噴門側胃切除術も早期胃がんに対して推奨される術式とされています。
また、最近では胃がんに対する腹腔鏡手術の適応はさらに拡大されおり、進行がんに対しても様々な術式が実施されています。

 

胃がんに対する腹腔鏡手術件数の推移
胃癌に対する腹腔鏡手術件数の推移
日本内視鏡外科学会 第17回全国アンケート調査結果より

 

当院では、胃がんに対する手術は腹腔鏡手術を第一選択とし、様々な胃がんに対して積極的に腹腔鏡手術を導入しております。2008年の導入開始後から2024年までに合計189例の胃がん患者さんに対して腹腔鏡手術を行いました。2024年に当院では、胃がんに対する手術は腹腔鏡手術を第一選択とし、様々な胃がんに対して積極的に腹腔鏡手術を導入しております。2008年の導入開始後から2024年までに合計189例の胃がん患者さんに対して腹腔鏡手術を行いました。2024年には胃がんで手術をされた患者さん全例に、腹腔鏡手術を実施しました。また2024年からの取り組みとして、上部の胃がんに対しても可能な限り胃を温存する方針としており、可能な限り噴門側胃切除術や胃亜全摘術を実施しています。

 

当院における胃がん手術件数の推移
当院における胃がん手術件数の推移

 

当院における胃がんに対する術式の推移
当院における胃がんに対する術式の推移

 

(手術の概略)
腹腔鏡手術 お腹に0.5~1cmの穴を5-6か所あけ、カメラ(腹腔鏡)と手術道具を出し入れする器具(ポート)を挿入します。

 

腹腔鏡手術2 カメラで観察されるお腹の中の様子をモニターで確認しながら、胃を周囲のリンパ節とひとまとめにして切除します。
 

腹腔鏡手術3

胃がん治療ガイドラインの解説一般用2001年12版を改訂し引用

 

腹腔鏡手術4

胃がん治療ガイドラインの解説一般用2001年12版を改訂し引用

臍の傷を3~4cmに延長し切除した胃を体外へ取り出します。残った食道や胃を腸とつなぎ合わせて食べ物の通り道を新たに作成します(再建)。

 

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