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腹腔鏡下大腸切除術

【腹腔鏡下大腸切除術】

通常、お腹の0.5~1cmの傷5か所から専用の器具を用いて、腹腔鏡下に大腸をお腹の中ではがしておき、1か所の傷を4~5cmほどに広げ、病変部を取り出します。

 

ラパ大腸傷イラスト3
腹腔鏡下に大腸をお腹の壁からはがします

 

4~5cmに広げた傷から病変部とその周りの大腸をお腹の外に引き出します
病変部を含めその周りの大腸を切り離します
腸の切り口と切り口をつなぎ合わせてお腹の中に戻します

 

当院では、大腸がんに対する手術として、腹腔鏡手術を積極的に実施しています。
2006年の導入以降、2024年12月までに合計669例の大腸がん患者さんに対して腹腔鏡手術を行いました。

 

 

当院における大腸がん手術症例の推移
当院における大腸がん手術症例の推移

 

腹腔鏡手術は、患者さんの負担を軽減し、術後の回復を促進することを目的としており、近年では、大腸がん症例のほとんどに腹腔鏡手術を実施しています。

 

*当院での高難度大腸がん手術への取り組み

高難度の大腸がんに対する腹腔鏡下手術(特に肛門から非常に近い位置にある進行直腸がんなど)の場合、日本のトップレベルの施設と連携をとり、機能を温存しつつ安全で確実にがんを切除することを心がけております。

肛門から非常に近い(数cm程度)の進行直腸がんに対し、手術に先立って、まず放射線と抗がん剤治療を行い、がんを縮小させてから手術を行うことで、症例によっては肛門を温存する手術も可能になりました。

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