山梨厚生病院
                          

                                               薬局長 雨宮 美智子

 私たち病院薬剤師が病院の中でどのような仕事をしているかご存じですか?
安全で効果的に使用されるように、すべての薬について関与しています。薬を通して患者様により安心して医療を受けられるように、そして一日も早く回復できるように責任をもって仕事をしています。
 「これは何の薬だっけ」「この薬、何となく心配」「この使い方でいいのかな」そんなふうに思ったことは在りませんか?私たちは皆さんのそんな疑問や不安が少しでも解消されるように、薬に ついての説明もしています。薬について相談できるもっとも身近な存在として、どうぞ薬剤師に声をかけてみて下さい。
【調剤室スタッフ】
 地下にある薬局内では、基本的に、入院されている患者様の薬
を調剤しています。もちろんその中には点滴も含まれており、薬の
量は適当か、その薬は混ぜても大丈夫か、等々いろいろな角度か
らチェックします。
疑問点は医師らと話し合って解決し、看護師や他のスタッフと連携
をとって、皆さんによりよい薬物療法が行われるように働きかけて
います。
もちろん普段の薬剤管理として、必要な在庫の確保や、温度や使
用期限の管理なども大切な仕事です。
また、商品としては存在しない薬剤を原料を組み合わせて作る事も
あります。
 薬の効果はもちろん大きいですが、使い方を間違えると大変な事
故につながります。取り扱っている「くすり」の重要性を噛み締めな
がら日々、真剣に取り組んでいます。


化学療法ミキシングルームの紹介
【ミキシングルームスタッフ】 【ミキシングルーム】
ミキシングルームは、1号館新棟2階、第2処置室の一角にあり、外来・入院で使用する
化学療法剤(注射薬)の溶解・混合などの調整を行っています。ミキシングチーム3名の
薬剤師のうち2名が常駐、専門の設備を使用し、清潔な環境の中で患者様に「正確」
「安全」な薬剤を準備できるように日々努力をしています。ミキシングルームを出て薬局
に戻るまで息のつけないそんな毎日です。

業務内容に
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