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関東ブロック第46回学術大会発表-1

 

高齢喘息患者への吸入指導からみえた吸入指導からみえた

吸入手技の習得に及ぼすデバイスの相違による影響

公益財団法人 山梨厚生会 塩山市民病院 薬局

○土橋和久 堀内勝文 秋山真二 久保田知絵 藤原徳仁 中村伸子 清水初美

 

 

[目的] 塩山市民病院(当院) 薬局は2012年日本病院薬剤師会関東ブロック学術大会において、シムビコートタービュヘイラー®の吸入指導の結果から、高齢喘息患者に対する吸入指導のポイントと、吸入手技の習得には継続的な薬剤師による指導が重要であることを報告した。しかし近年、吸入喘息治療薬のデバイスは多様化し、処方の選択肢も増加しており当院でも様々なデバイスの吸入指導を行っているのが実情である。そこで今回、デバイスの違いが吸入手技の習得に及ぼす影響を検討するため、タービュヘイラー製剤の吸入指導と同様の流れに沿ってディスカス製剤の吸入指導を行い、2製剤での吸入手技習得の容易性の違いについて比較した。

 

[方法] 当院外来においてディスカス製剤が新規に処方された患者に対し、外来受診の際に吸入手技を習得するまで繰り返し吸入指導を行った。指導には当院薬局にて作成したチェックシートを使用した。また、吸入手技の習得に要した指導回数を、以前に報告したタービュヘイラー製剤の吸入指導の結果と比較した。

 

[結果]ディスカス製剤を処方され、指導に介入した全ての患者が2回目の指導時に手技を確実に習得していた。タービュヘイラー製剤と比較し、ディスカス製剤では手技習得に要する指導回数は少ない傾向がみられた。

 

[考察]高齢喘息患者では、タービュヘイラー製剤に比較しディスカス製剤の方が手技の習得が容易であることが示された。喘息治療における吸入デバイスの選択は患者の理解力だけでなく、重症度、薬剤の粒子径や吸気流速の観点等から多面的に考慮することが求められるが、今回の結果はデバイス選択の際の有用な情報の1つになり得ると示唆される。

 

 

 

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