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関東ブロック第45回学術大会発表

 

外来患者のインスリン再指導における情報共有

公益財団法人 山梨厚生会 塩山市民病院 薬局¹⁾糖尿病・代謝内科²⁾内分泌内科³⁾

○秋山真二¹⁾雨宮健太¹⁾多和田眞人²⁾郡司和昭³⁾清水初美¹⁾

 

【背景】

糖尿病でインスリンを処方されている外来患者の多くが、長期にわたり自宅で自己注射を行っている。インスリン導入時の手技の説明は行っているものの、定期的な手技の確認は十分にされていなかった。特に長期にわたり自己注射を行っている患者は、自分のやりやすいように自己流で注射を行っていることや、不適切な手技で注射しているのではないかということが懸念される。

また、糖尿病治療において多職種間で連携を取ることが重要視されている。当院においても更なる連携が必要であると考え、医療連携を重視した外来患者のインスリン再指導を行うことにした。

 

【目的】

医師や看護師と連携をとりインスリン手技の再指導を行うことにより、他職種との情報共有や患者の手技の適正化による治療効果の向上に繋げていく。

 

【方法】

医師・薬剤師・看護師が対象患者を選び、薬剤師が「インスリン再指導チェックシート」を用いて手技を確認する。

薬剤師による手技確認後、チェックシートを外来カルテに挟み次回の診察時に医師が確認できるようなシステムを構築した。最大3回の再指導を行い、その結果と傾向を考察した。

 

【結果・考察】

医師や看護師との情報共有は、チェックシートをカルテに挟むことにより、薬剤師による再指導の内容が確認できるようになった。また、月に1回程度、医師に現状の報告を行うことで、診療にあたる医師の考えや治療方針なども理解・共有できることで、今まで以上の連携をとることができた。

手技や理解力には個人差があるものの、再指導を重ねるごとに手技は向上していった。長年インスリンを使用している患者でも1回で再指導終了になる患者も多く見られた。

また、再指導を行っていく中で、食事や運動などの薬以外の生活習慣の話についても多くの患者から聞き取ることが出来た。

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