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関東ブロック第38回学術大会-2 発表

 

 

簡易懸濁法(SS法)配合変化表の作成と運用

 

(財)山梨厚生会 塩山市民病院 薬局1 山梨厚生病院 薬局2
○橘田昌人1 三科ますみ1 朝倉寛達1 清水初美1 雨宮美智子2

 

 

【緒言】

投与時に薬剤を水に入れて崩壊・懸濁させる簡易懸濁法(SS法)では、同時に多剤を懸濁させることによる薬剤間での配合変化が懸念される。未だ薬剤間での相互作用を調べた報告は少ないが、今現在報告されている情報をもとに、当院採用薬についてSS法の配合変化表を作成し、より安全なSS法実施のため、薬局内で運用することを目的とした。

 

【方法】

(株)じほう社から出版されている「経管投与ハンドブック」、「簡易懸濁法 Q&A」をもとに、今回は当院採用薬でSS法が可能な内服薬75品目 について配合変化表を作成した。

 

【結果】

処方薬に対しての配合不可薬品を、不可理由とともに一覧にして、その薬品が処方された時の対応 (投与間隔など)を色分けして表を作成した。また、定期処方について、SS法が施行されている入院患者(約40人)の配合変化を調査したが、問題となる処方はなかった。臨時処方については、マグミット投与中の患者にフロモックスが処方されることがあり、このような場合は配合変化表を活用し、看護師に別々のシリンジで薬を懸濁してもらうように提案することができた。

 

【考察】

今回、配合変化表を作成したが、実際は余り運用することができなかった。また、利点として、1つの表にまとまっているので、新たに薬剤が追加された時、配合変化がすぐに確認できるといった意見や、欠点として、実際に力価の低下が起きているのか、本当に同時投与が駄目なのか、表からは判断できないといったことや、相互作用の可能性がある薬剤が、1薬剤に対して多数あるため、逆に使いにくいといった意見が挙げられた。今回作成した配合変化表に対する大勢の先生方のご意見を参考にし、また最新の情報を収集し、より使いやすいものに改善し、運用していくことが今後の課題である。

 

【感想】

SS法の関心は高く、2日間を通して多くの先生と、意見交換をすることができた。
まずは、今後の方針として、調剤監査システムにSS法の配合変化表の情報を組み込むことによって、画面監査時でも確認できるようなシステムを作成している所です。

>>ポスター発表

配合変化

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